英文長文読解 短期集中 個別指導 

no later than   next   意味と用法

KVC Tokyo  英語塾

                               





















https://dictionary.cambridge.org/ja/dictionary/english/
























































































































































塾長のコラム 2022年4月20日 時間関連表現 「後に」 「以前に」






「後に」 「以前に」の関連表現A




2022年4月20日

皆様、KVC Tokyo 英語塾 塾長 藤野 健です。

 これまで時間に関連する表現として、「現在」と「過去」について触れて来ました。「未来」を表す表現も今後扱う予定ですが、その前に、他の時間関連表現についてお話しましょう。今回からは短い期間になる予定ですが、ある想定された時間の後に、後ほど、或いは、それ以前に、にまつわる表現を見て行きます。これらの表現は以前にも個別には触れていますが、復習がてら再度まとめてざっと採り上げます。その第2回目です。


英国ケンブリッジ英語辞典の用例を主に参考に解説を加えて行きます。

https://dictionary.cambridge.org/


https://dictionary.cambridge.org/thesaurus/articles/afterwards

https://dictionary.cambridge.org/thesaurus/beforehand








Prepositions  of Time in English: BY, UNTIL, BY THE TIME, NO LATER THAN...

2017/01/10 Adam’s English Lessons ・ engVid

https://youtu.be/n3JaBrsistk


毎度の Adam さんが時間表現 by, until, by the time, no later than の違いについて

分かり易く解説して呉れます。until は状態や動作が継続して<〜まで続く>、の意味

に対し、他は動作の終えるべき期限、〜までに終える、の意味を持ちます。






no/not later than

not after: 〜までには、遅くとも

*この later は副詞です。


She said she'd prefer us to arrive no later  than  nine  o'clock.

 彼女は9時までには到着してくれると有り難いと我々に言った。

≒ She asked us to arrive nine o'clock at  (the)  latest

=   She asked us to arrive by nine  o'clock.



cf. prefer sb to do

formal

 人に〜して貰いたい、〜してくれると有り難い


I'd prefer you not to smoke (= I would like  it  better  if  you  did  not smoke), please.

タバコを吸わないで戴けると有り難いのですが。


cf. prefer A to B

I prefer red wine to white.

 私は白より赤ワインが好きだわ。


He prefers watching football to playing  it.

 彼はサッカーをプレーするより見る方を好む。


[ + to infinitive ] I'd prefer not to  discuss  this issue.

 私はこの問題については議論をしたくは無いのですが。




at a later date

another day less formally


*第二の出来事が、同じ日ではない後日の場合に利用します。後日に、後の日に


We can add these details at a later date.

 後日これらの詳細を追加する事が可能です。


I'll tell you the whole story another day.

 後日君に経緯を全部話すつもりだ。


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*形容詞としての  later  は、後の、晩年の、最近の、の3つの意味があります


(IN THE FUTURE)

@ happening at a time in the future, or  after  the  time  you  have  mentioned:

 後の


We could catch a later train.

 あとの列車を捕まえることが出来た。

*この解釈(和訳)は実は正しくありません。

*仮定法過去(現在の不可能性を語る)と解釈して、「あとの列車を捕まえる事も出来るのだが(実際には出来ないのが分かっている)」と訳すのが正解です。

*或いは、後の列車を捕まえる能力があった、と訳すのも正解です。

*過去の action としての事象、出来事を<〜し得た>と表現するには、was/were able to do 或いは managed to do を利用するのが正しい表現です。

*即ち、あとの列車を捕まえることが出来た。= I was able to catch a later train. / I managed to cathe a later train. となります。



You can always change your password at a  later  date.

 後日、あなたはいつもパスポートを変更することが出来ます。



A happening towards the end of a period  of  time  or  the  end  of  someone's life:

 晩期に、人生の晩年に


He needed round-the-clock care in the  later  stages  of  his  illness.

 病気の晩期には彼は昼夜通してのケアが必要だった。


During his later years, he lived in  Cape  Town.

 彼は晩年の間、ケープタウンに住んでいた。



B more modern or recent:

 より近代の、最近の


Later versions of the software are much  better.

 そのソフトの最近のバージョンはずっと良いね。


I prefer her earlier paintings to her later  work.

 最近のものより僕は彼女の初期の絵の方が好きだね。









Prepositions - Next  to, Near to, Close To, Besides | Common  Grammar  Mistakes

English  Learners  Make. 2020/06/15 Learn English with Let's Talk -  Free  English

Lessons  https://youtu.be/KEkoAIJGziE


混同され易い英語表現の解説ですが皆さんには易しすぎて物足りないレベルだったかも。

英語の non-native がこの様に話しても普通に通じますし、誤用した英語を使っている者は

世界にはごまんと居て生きる為の道具として皆堂々と利用しています。多少?間違っても良

いので自己表現することが上達の鍵になります。考えてみると、間違う事への恐怖心を植え

付ける減点式の受験英語が日本人の英語力の芽を摘んでいる様にも見えます。言語習得

は減点式では無く加算式の教育が必要でしょう。間違えた、お前はケシカランでは無く、相

手に通じた、良く遣った、が大切な様に思えるのですが。






next


時間表現としての next

*時間表現の  next であって、空間表現即ち<隣に居る>の意味ではありませんのでご注意を。


*副詞としての next は第二の出来事が第一の出来事の直後に起きる時に使います。次に、引き続いて、続いて


Next, a balloon and stent are used to  open  the  blocked  artery.

 続いて、閉塞された動脈を開くためにバルーンとステントが使われます。


There was a loud bang, and I can’t remember  what  happened  next.

 バンと鳴る大きな音が起き、続いて何が起きたのか記憶がありません。


*皆さんご存知の様に next には形容詞、名詞としての用法も有ります。


名詞用法

Each week is just like the next: work, work,  work.

 毎週が次の週にほとんど同じで仕事、仕事、仕事さ。


形容詞用法

The next person she met was an old lady  who  had  lived  in  the  village all her life. (adjective)

 その次に彼女が会った人物は生涯を小さな村で生活して来た老齢夫人でした。


What is the next step in your treatment?

 君の治療の次の段階は何だい?


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時間表現としての next の類義語


after

After the show we were invited back to  the  dressing  room.

 そのショーのあとでぼくらは裏の楽屋へと招じられた。


following

The years following the war were hard.

 その戦争に続く年月は困難なものでした。


subsequent to

Subsequent to her appearance on TV she  received  many  bookings.

 TVに出たあとで彼女は数多くの出演契約を受けた。


post-

I’m doing post-doctoral research.

 僕はポスドクの研究中です。


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空間表現としての next


*形容詞 next を<空間的に直近の nearest > の意味で使う事は出来ません。

*空間的に<隣の>を意味させる時は  be  next  to,  next  to  の表現を使います。


◯ Can you tell me where the nearest  supermarket  is  please?

 一番近いスーパーはどこか教えてくれますか?


× Can you tell me where the next  supermarket  is  please?


Your glasses are on the table next to my tea.

 あなたのメガネはテーブルの上、私のお茶の隣にあります。


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空間表現としての next の類義語


*at the side of 〜の隣に、他の表現


adjacent,  adjacent  to

= very  near,  next  to,  or  touching: すぐ横に、隣接して


They work in adjacent buildings.

 彼らは隣接する建物で働いている。


They lived in a house adjacent to the  railway.

 彼らは鉄道に隣接する家で生活していた。



neighbouring UK

neighboring  US

隣接する


neighbouring countries/states 隣接する国、州


She married a man from the neighbouring  village.

 彼女は隣村出身の男と結婚した。


beside

Come sit beside me.

 こっちに来て僕の隣に座りなさい。


along

Cars were parked along the road.

 車は道路に沿って駐車されていた。



alongside 〜と並んで、横付けに

Bikes shared the road alongside cars and  mopeds.

 バイクは車とモペット(原付)と並んで道を分け合っていた。


against

We pushed the bed against the wall.

 僕たちはベッドを壁に押しつけた。